私たちが結婚式に参列する際、ドレスやスーツの選びはもちろん重要ですが、季節に応じた羽織ものの選び方も外せません。特に、秋や5月、冬といった気温の変わる時期は、羽織ものの有無がゲストとしてのスタイルを大きく左右します。今回は、結婚式での羽織ものの選び方を季節ごとにご紹介します。
秋の結婚式 – おしゃれな羽織ものの選び方
秋の結婚式は、涼しい風と共に暖かさも残る、そんな中途半端な気温が特徴。どんな羽織ものを選べばよいのでしょうか。
秋のカラーパレットに合わせる
秋のカラーは、深みのある色合いが特徴。そのため、ブルゴーニュや深緑、紺色などの羽織ものを選ぶと、季節感を出しつつも結婚式にマッチします。
また、金色のアクセサリーや、茶色のベルトとの組み合わせも、秋らしさをさらに引き立てることができます。
秋の結婚式では、落ち着いた雰囲気のもと、深い色の羽織ものが大活躍することでしょう。
さらに、秋らしい柄、例えば紅葉や実物をイメージしたデザインのものも、秋の結婚式にはぴったりです。
選ぶ際は、ドレスやアクセサリーとのバランスを考慮して、全体のコーディネートを楽しんでみてください。
羽織る厚みの選び方
秋はまだそれほど寒くはないため、薄手のカーディガンやショールなどを選ぶと、程よい保温性とスタイルを兼ね備えることができます。
しかし、夕方以降の結婚式や披露宴では冷えることも。そういった場合は、少し厚手の羽織ものを持参すると良いでしょう。
結婚式場内のエアコンの効き具合も考慮すると、羽織ものは必需品と言えます。
また、結婚式のテーマや雰囲気に合わせて、素材やデザインを選ぶこともポイントです。
シックな結婚式ならば、シルクやサテンのような上品な素材がおすすめ。カジュアルな雰囲気の結婚式なら、コットンやリネンのようなナチュラルな素材がマッチします。
5月の結婚式 – 春から夏への移行期のポイント
5月は春から夏にかけての移行期。一体、どのような羽織ものが適しているのでしょうか。
さりげないUV対策を
5月は日差しが強くなることも。UVカット機能を持つショールやカーディガンを選ぶことで、外のセレモニーでも安心です。
実は、5月の紫外線は夏と変わらず強いと言われています。特に屋外での結婚式や披露宴に参列する際は、日焼け対策が必要です。
紫外線対策としては、UVカット加工されたアイテムを活用するだけでなく、帽子や日傘を持参するのも一つの方法です。
また、UV対策をすることで、日焼けによるシミや乾燥を予防することができるため、お肌の健康のためにも大切です。
ファッションとしての選択だけでなく、健康のための選択としてもUV対策を意識しましょう。
素材感で選ぶ季節感
5月はまだ春の名残りを感じることができるので、レースやシフォンといった軽やかな素材の羽織ものがおすすめです。
春らしいフラワープリントやパステルカラーの羽織ものを選ぶと、季節感をより一層感じることができます。
また、涼し気な見た目のレースやシフォンは、室内での暑さも感じにくく、快適に過ごすことができます。
さらに、軽やかな素材は動きやすさも抜群。結婚式や披露宴でのダンスタイムにも最適です。
5月の結婚式に参列する際は、季節の移り変わりを楽しみつつ、自分らしいスタイルで楽しむことを忘れずに。
冬の結婚式 – 暖かさを求める時の選び方
冬の結婚式では、羽織ものの選び方がさらに重要に。どのように選ぶと良いのでしょうか。
暖かみのある素材をチョイス
冬はやはり暖かさを求める時期。ウールやカシミアなどの高級素材のコートやストールを選ぶと、暖かさと高級感を両立させることができます。
ウールやカシミアは体温を逃がさず、外の冷気からもしっかりと守ってくれるため、冬の結婚式には特におすすめです。
さらに、これらの高級素材は触感が良く、肌触りも柔らかいので、長時間の式やパーティでも快適に過ごせます。
また、色やデザインも豊富に存在するため、自分のドレスやスーツに合わせやすく、スタイリッシュな印象を持たせることができます。
特別な日のための一着として、少し高価でも良質な素材を選ぶことは、結婚式の格を上げるポイントと言えるでしょう。
季節感を出すデザインの選び方
冬らしい雪の結晶デザインや、ファーを取り入れたデザインの羽織ものは、季節感を高めるアイテムとしておすすめです。
雪の結晶デザインは、冬のロマンチックな雰囲気を引き立て、ファーは暖かみを感じさせるだけでなく、高級感もプラスします。
これらのデザインを取り入れたアイテムは、シンプルなドレスやスーツと合わせることで、一気に季節感を出すことができます。
また、冬の結婚式は室内でも寒さを感じることがあるため、デザイン性だけでなく、実用性も兼ね備えた羽織ものを選ぶことが大切です。
アクセサリーやヘアスタイルとも相性の良い、季節感あふれるデザインを取り入れて、冬の結婚式をより一層特別なものにしましょう。
羽織ものなしでのスタイリング
もちろん、羽織ものなしでも結婚式に参列することは可能です。その際のポイントを紹介します。
ドレスやスーツの素材選び
羽織ものなしの場合、ドレスやスーツの素材感やデザインが前面に出るので、しっかりと選んでください。
高級感のあるサテンや、柔らかなシフォンなどの素材は、結婚式にふさわしい華やかさを引き立てます。
また、タイトなシルエットや独特のカットのデザインは、他の参列者と差をつけるポイントとなるでしょう。
シンプルなデザインを選ぶ際には、特別感を出すためのディテールや、肌見せのバランスにも気を付けると良いです。
全体のコーディネートを考えながら、自分の体型や好みに合わせて最適なドレスやスーツを選ぶことが大切です。
アクセサリーでのアクセント
羽織ものがない場合、アクセサリーでのアクセントを強調して、スタイリングの主役として活用するのがおすすめです。
大ぶりのネックレスや、キラキラとしたイヤリングは、シンプルなスタイリングでも存在感を放ちます。
また、ヘアアクセサリーやブレスレットなど、細かいパーツでのアクセントも効果的。
アクセサリー選びの際は、ドレスやスーツのカラーとのバランスを考えつつ、目立ちすぎないように気を付けることがポイントとなります。
全体のバランスを考慮しながら、自分のスタイルを最大限に活かすアクセサリーを選ぶことで、より一層華やかなスタイリングを楽しむことができます。
まとめ
結婚式に参列する際の羽織もの選びは、季節や自身のスタイルに合わせて慎重に選ぶことが大切。今回紹介したポイントを参考に、自分らしいスタイルで結婚式を楽しんでください。
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